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2019こども食堂サミット

執筆者の写真: あがつまあがつま

今年も、「こども食堂サミット」に参加しました(会場は、豊島区役所内ホール)。 事務局の発表では、北海道から沖縄まで32都道府県から約230人の参加があったそうです。

9時に「「COCOROごはん」会員2人で行き、設営や資料作りを手伝い、その後の映画「こどもしょくどう」試写会・舞台挨拶(監督と出演者)からは3人で参加。 子役2人は上手だったし、挨拶も可愛かったです(^^♪

◎第1部 全体プレゼンテーションでは、社会福祉協議会が「子ども食堂」を主導している滋賀県、市長の号令で担当係長が仕事として「子ども食堂」を増やして企業との提携までやってくれている北九州市の報告。 助成金さえ出ない自治体もある中、スゴイ仕事ぶりだと思います。 でも…トップが変わったらどうなる?号令に付いてきている市民は、自分達の力で継続できないのではないか?という危惧も。

◎第2部 グループディスカッションでは、沖縄だの宮崎・岡山から来られた方のお話も聴けました。 年に一度の集まり。地域によって事情は異なりますが、大勢の「子ども食堂」運営者の熱意に触れて、いつも励まされます。

◎映画「こどもしょくどう」は、食堂を経営する夫婦とその子どもがいて、母親がネグレクトや貧困にある子ども達にご飯を食べさせているうちに…息子が車上生活の姉妹と出会って色々あり…子どもに無料で食べさせるようになったと。 これは、「子ども食堂」とは違う。食堂だから、「トンカツやから揚げ、ハンバーグ、オムライス…何でもいいよ」と。この映画を観て「子ども食堂」を誤解する人が増える気がする。 まず、ご飯を食べさせるだけじゃ問題は解決しない。福祉に繋げないといけない子もいるし、無料で毎日、子どもに豪華な食事をせたら、経営が破綻する。 子どもが困っているのに「色々事情があるだろ」と何もしない夫。ご飯を食べさせるだけで、夫の了解が無ければ何もしない母親。善意だが、よくありそうな夫婦の姿が「子どもの困難は、大人の問題」だと問題提示できるかもしれない。


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