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「家族」その2

我妻 澄江

◆25日(日)は、映画『さとにきたらええやん』の上映会。 「さと」とは、「こどもの里」の略称。釜ヶ崎の児童館?「こどもの里」を7年取材したドキュメンタリー映画。 もう…スゴイ!の一言。

誰でも無料で利用できて、年中無休。親が夜勤の日は、夜も子どもを預かる。お風呂に入れて、食事をさせて、絵本の読み聞かせもして、寝かしつける。子育てできない親なら、子どもがここで暮らす。ここから学校に通っているのだ! 保育園・ベビーホテル・相談所・養護施設…子育てのことなら何でもという多機能施設。

館長の許容量の大きさは、感動的。だから、職員も素晴らしい人が集まってくる。 ここでは、高校生が夜、路上生活者に食事を配って声を掛ける。中学生がホームレスを襲う事件が起きたからだという。

エレベーター前で、活動仲間が「お給料、出ているんですかね?プライバシー、あるのかな?」

館長は年中居るようだけど、他の職員さん達は、交代で夜勤して生活できる程度の給料をもらっていると、推察。家に帰れば個人の生活があるだろう。心配になって、帰宅して調べてみた(^^; 公的施設として、一度閉鎖の危機があり、NPO法人になって継続していると分かり、ホッとした。

ただ…館長が倒れて入院した時、その後のことが心配になるほど、彼女あっての運営。今後のことも考えていく必要があると感じた。

http://www.sato-eeyan.com/index.html


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