会員が所属する「北区新生活運動推進協議会」主催の講演会(共催:北区教育委員会)に、中高生4人、大学生の学習支援講師1人、会員3人の計8人で参加しました。
「スマホ脳」については知っていましたが、今回、未成年者のSNS利用制限が世界中で広がっていることを再認識しました。研究結果からは、利用の影響が「依存症、うつ病からの自殺、睡眠障害、網膜へのダメージ、成績の低下、犯罪」と、マイナス要因ばかりが公表されています。
*SNSは10年以上前から13歳未満は利用してはならない利用規約がある。LINEのようなチャットも含めて、16歳以降が「世界の潮流」。
*日本では、小学生の7割がスマホをもっている。「SNSルール」に小学生版がある時点で、論外。連絡手段としては、キッズ携帯で充分。自治体がタブレットを配ることも、問題。
*企業との「契約」は、企業本位。利用者は「利用しない自由」しかもっていない。このことを親子で確認し、16歳以上では、
一つひとつのアプリをダウンロードする際に、保護者は子どもに「利用目的」「利用範囲」「利用時間」を紙に書かせて、署名付きの約束を書面で作成して貼り出す。
※保護者が責任を取ることになるので、子ども任せにできないと心得る。
*リアル世界で好きなことや楽しいこと、熱中できることをまず見つけることが先決。
*日頃から、子どもがスマホやゲームで何をしているかを雑談することで、リスクが見えて早期対応が可能になる。
※グループ懇談では、小・中・高校生や大学生、子育て中の保護者のお話を聴くことができて、有意義でした。
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