今年は、東京都が緊急事態宣言下のため、Zoomで開催されました。
緊急事態宣言が出ていない自治体では、一か所に集まって視聴していた例もありで、250~300人が参加とのこと(事務局発表)。 例年、沖縄・九州や北海道から飛行機で来たり、新幹線を使ったりして参加していた方は、参加しやすかったでしょう。お金もかかりませんしね。 ※今年のパンフレット (5ページに、「滝野川子ども食堂」の回答も掲載されています)
◆小児科医からのお話 ◎子ども(中学生以下)は、 うつりにくい、うつしにくい、学校・園でよりも家庭でうつっている。 重症化しにくい。10代の死亡0人。 ◎集団の中に、子ども(中学生以下)がウイルスを持ち込むことは(いまのところ)ない。
薬不要の、ただの風邪。 ◎フェイスシールド・アクリル版など学校での予防措置は、あまり意味がない。 ◎コロナウイルスを持ち込む・感染するのは、大人。高齢者が危ない。 ◎子どもにとって、「子ども食堂」の意義は大きい。 大人の感染に気をつけて、開催してほしい。罹患0人を目指さなくていい。 ◆質疑応答 *コロナに感染したからといって、高熱になるとは限らない。子どもの検温は必要か? ⇒コロナ以外の病気のチェックに、いい。高熱の子は保護者からうつっているかもしれな
いので、家族の話も聞くといい。 *60才以上のスタッフの感染が心配⇒マスクをして、大声で喋らなければ、大丈夫。 *消毒徹底の効果 ⇒そう神経質にならなくていい。不特定多数の大人が入れ替わり続ける公共の交通機関の
ことを考えると、「子ども食堂」や園・小中学校は、同じメンバー。学校再開の折に、
今やられているような教室全消毒の必要はない。感染者が出ると学年閉鎖を3日とる自
治体が多いが、私は1日でいいと思う。 ◆実例の紹介 *市と共催して、屋外で子どもが楽しく遊べるイベントを開催した。 *コロナで会場が使えなくなり、(祖母の形見である)毛糸を提供して「帽子・マフラーを
編んでもらいたい」と募集したら、多くの市民が編んでくれて、子ども達の手に。編んだ
ボランティアと子どもの心がつながって、心温まる交流ができた。
◆「むすびえ」代表 湯浅さん *コロナ禍でも、「子ども食堂」の半数ほどは、弁当配布やフードパントリーなど、様々な
手段を模索して継続した。「つながり続ける」ことが大切。 このことは、コロナ禍での「遺産」となったと思う。
(大人・高齢者も子どもも一緒の事業は、これまで自治会が担ってきたこと)
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